日本大学医学部社会医学系衛生学分野ブログ

向井宇宙飛行士と再会

6月に筑波宇宙センターでBDC(baseline data collection)が予定されているため、その準備とリハーサルを行いました。

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私たちの研究室では、大学の研究室で行われる実験だけでなく、ジョンソン宇宙センター(NASA)、ドイツ航空宇宙センター(DLR)など様々なフィールドでデータ測定を行なっています。

初めての場所で、データ測定を行う時にはいくつか注意事項があります。

海外であれば、実験器具の電源電圧をチェックし、場合によっては変圧器が必要になります。

また、血圧波形や脳血流速度波形など生理学データにノイズがのらないことを確認することが重要です。






今回、使用する部屋は、宇宙飛行士かつ医師である向井千秋先生の部屋だった場所を使わせてもらうことになりました。

ドイツ航空宇宙センター(DLR)では、立派な実験施設がありましたが、日本ではそこまでの施設はありません。日本はまだまだ出遅れていると言わざるを得ません。

しかし、向井先生の部屋はノイズもなく、問題なく実験測定ができそうです。

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リハーサルを行なっている中、なんと、部屋主の向井先生が遊びに来てくれました。

向井先生が宇宙飛行士に選抜された時、メディカルチェックを日本大学医学部附属板橋病院で行なった経緯があり、私たちの研究室とは親睦が深いです。

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向井先生は現在、東京理科大の特任副学長をしておられます。

東京理科大は平成29年度より私立大学ブランディング事業として、

「スペース・コロニー研究拠点の形成 〜宇宙滞在技術の高度化と社会実装の促進〜」

というのを掲げて大学全体で宇宙研究、開発を行なっているそうです。

興味のある方はチェックしてみて下さい。














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宇宙医学スタディーツアー

Bizjapanという学生団体の活動の一環で、M x Space Projectという宇宙医学に興味のある医学生が集まり、宇宙医学に関連したプロジェクトを企画するという活動があるようです。

BizjapanのFacebook


今回、M x Space Projectの代表を務める石橋さんが「宇宙医学スタディツアー」を企画し、その記念すべき第一回として日本大学医学部衛生学教室が選ばれ、宇宙医学に興味のある学生が当教室に見学に来ました。

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岩崎教授による宇宙医学についてのレクチャーを熱心に聞き入っていました。
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当教室に設置されている人工重力装置を経験してもらいました。
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この企画を通じて、多くの人に宇宙医学に興味を持ってもらい、

医師としてのキャリアの選択肢が広がることを期待します。



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BDC@ヒューストン

2月下旬から3月にかけてヒューストンに出張に行ってきました。
気候は穏やかで、小さい子がプールで泳ぐ姿も見かけました。

今回の出張では、BDC(Baseline data collection)や経頭蓋ドップラーのpre-check、インフォームドコンセントなどイベントが盛りだくさんでした。

今回はこのメンバーでBDCを実施しました。


私たちの研究グループでは脳循環を評価する際に、経頭蓋ドップラー(TCD)を使用します。側頭部にドップラーのプローブを当て、脳血流(中大脳動脈)を描出します。この測定方法は非侵襲的で被験者の負担が少ない反面、すべての人の脳血流を測定できるわけではありません。そのために被験者には実験に参加していただく前に、TCDで脳血流が測定できることを確認(pre-check)する必要があります。残念ながら、今回のpre-checkでは宇宙飛行士の脳血流を描出するのは困難でした。

BDCは予定通り順調に終えました。
今回のBDCの実験模様をNASAの宇宙飛行士がTwitterで紹介してくれました。

https://twitter.com/Astro2fish/status/968512657581060097

https://twitter.com/Astro_Sabot?lang=ja
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「宇宙に生きる」若手会夏合宿@松本

長野県松本市にある松本大学で「宇宙に生きる」若手会夏合宿が開催されました。この合宿は、新学術領域研究「宇宙に生きる」に携わる若手研究者を対象としており、自分の専門以外の研究を知ることで、親睦を深め、互いに刺激し合える企画です。

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初めに、領域代表を務める宇宙飛行士の古川聡先生から激励のビデオメッセージがありました。
日大(岩崎班)は、循環系を担当し、「微小重力と循環調節」というタイトルで地球帰還後の起立耐性低下や最近話題になっているVIIP(視覚障害頭蓋内圧症候群)について解説しました。

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夜の会では、各自持参した地酒を持ち寄り「宇宙」について語り合いました。いろんな裏話や苦労話が聞けて大変有意義な時間でした。

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合宿2日目は、福島県立医大の教授であった清水強先生の講演から始まりました。清水先生はアポロ時代の宇宙医学研究に関わるだけでなく、スペースシャトルミッションで行われた宇宙実験(ニューロラブ計画)の主任研究者も務めた、まさに宇宙医学研究のレジェンドです。

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最後の全体写真。
今回の合宿では、たくさんの収穫がありました。これを糧に次の実験につなげていきたいと思います。

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筑波大 共同研究

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筑波大の産業精神医学・宇宙医学グループの研究チームに来ていただきました。

一日かけて、お互いの実験手技の披露と共同研究に向けてのディスカッションを行いました。




実際にNIRSを体感させてもらいました。

筑波大の先生方には人工重力装置を実際に体験していただきました。

実際に共同研究として実験を行うに当たって、乗り越えるべき壁はまだまだありますが、今日は有意義な話し合いができたと思います。


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