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日本大学医学部社会医学系衛生学分野ブログ

脱水と頭蓋内圧の関係を検討した論文が掲載されました

少し前に、当教室の倉住先生の論文がnpj Microgravityに掲載されました。

論文タイトルは「The effect of mild decrement in plasma volume simulating short-duration spaceflight on intracranial pressure」で、軽度の脱水と頭蓋内圧の関係を検討した内容になっています。



無重力環境下に暴露すると、頭部方向へ体液が移動します。すると、脳が「体液が多い」と勘違いすることによって、利尿を促したり、飲水が抑制されたりします。こうして、2週間程度の宇宙飛行によって軽度の脱水が生じ、これが宇宙飛行後の起立耐性の低下につながると考えられています。最近では、宇宙飛行士は地球帰還直前に十分な水分を摂取することが多いそうです。


上記の研究は、過去の脱水と脳循環調節機能について検討したデータを元に、当教室の倉住先生が、頭蓋内圧値を推定するソフトウェアを用いて再解析をしました。


近年、宇宙滞在による眼や頭蓋内圧が変化するSANS(Spaceflight Associated Neuro-ocular Syndrome)という病態に注目が集まっています。

この病態の解明に向けて、脱水と頭蓋内圧の関係を検討したこの論文は有益な情報を与えてくれると期待されます。








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過重力負荷に関する論文が掲載されました

当教室から人工重力装置を用いた過重力負荷実験に関する論文が米国航空宇宙医学会(AsMA; Aerospace Medical Association)の学会誌、AMHP(Aerospace Medicine and Human Performance)に掲載されました。

Konishi T, Kurazumi T, Kato T, Takko C, Ogawa Y, Iwasaki K. Time-Dependent Changes in Cerebral Blood Flow and Arterial Pressure During Mild +Gz Hypergravity. Aerosp Med Hum Perform. 2018 Sep 1;89(9):787-791.


当教室の小西先生(大学院生)が過去のデータを再解析し、過重力負荷中の脳血流と血圧の経時的変化について検討した論文です。



長期に無重力環境に暴露すると、身体に様々な変化が生じますが、その予防・対抗策として以前から人工重力装置の応用が期待されてきました。


先日、JAXAが実施した、国際宇宙ステーション内の小動物用人工重力装置を用いた研究も発表されました。




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当教室にはヒトが乗れる人工重力装置があります。




今後、出張内容だけでなく、研究内容についても紹介していこうと思います。







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